まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

brace position

不時着姿勢。頭を両腕で覆い、両脚を胸の位置にまで引き上げる体勢。航空機内で衝突の衝撃に備える際の姿勢としてお馴染み。“brace”には動詞の働きもあり、「身構える」の意味で用いられる。
ラガーディア空港を離陸直後のエアバスA320が、カナダガンの群れと衝突。両エンジンの推力を喪失したため、機長は不時着水を決断。2009年1月、ニューヨークで起きた「ハドソン川の奇跡」の端緒。緊急事態を告げる、機内アナウンスにも動詞の“brace”が登場する。
“Brace for impact!”
「衝撃に備えて!」
幸い、客室乗務員がベテラン揃い。3人が機内を隈無く巡り、
“Brace! Brace! Heads down! Stay down!”
「身構えて! 頭を下げて! 立たないで!」
と連呼。短時間の内に乗客全員が不時着姿勢を取り、ひとりの犠牲者も出さずに済んだ。T・ハンクス主演、C・イーストウッド監督作品として昨年公開。『ハドソン川の奇跡』という邦題に対して、米国版のタイトルは“Sully”。Sullenberger機長の愛称だという。


   多摩の山左右に迫りて梅の里    虚子


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『姿の似た変化、にやり笑む(スガタノニタヘンカニヤリエム)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:あれこれ思案しても時間の無駄。