緩やかな上り坂の始まりに自然に笑みがこぼれるものの、２，３００メートルで終了。すぐに急勾配が始まり、息切れ。足を止めてはコンクリート舗装を進むのを繰り返す。サクラやツバキが陰を作り、歩きづらくはない。遊歩道の脇には、オオイヌノフグリやタンポポがちらほら。視点を上げると、ミツバツツジ。古代池に到着。冬の間放っておかれたか、手入れがなされている気配なし。「餌をやると鯉が死にます」の立て札。車がひっきりなしに通る竹之内峠が近いせいか、お馴染みのウグイスにハシブトの甲高い声だけが目立つ。見かける鳥の種類に限れば、「奥山雨山自然公園」に軍配が上がる。更に上ると、「莫山先生」で知られる書家、榊莫山の揮毫による石碑が左手に現れる。
「花アルトキ
ハ花ニ醉イ
風アルトキハ風ニ醉ウ
莫山」
とあり、自由奔放で無為自然を具現化したような書体に暫し見入る。
銀座P
名乗れど工房
住吉区
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『困らした（コマラシタ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：和菓子の原料。
