まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

JR九州883系

春休み最後の土曜日、小倉なら少しは暖かいかと思えばさに非ず。午前10時に北西の風6メートル、気温9.6℃! 大阪の5.9℃(午前7時)に比べればちょっとましだが、吹きさらしの4階新幹線ホームは寒い。さっさと3階コンコースに下りて用を足す。「みずほ」の特急券は手元に残しておきたい。自動改札を通ると回収されてしまうから、切符を収集している旨を係員に話して無効印を押してもらう。40年前の大阪駅なら、文字通り「無効」のゴム印を黒インクで無造作に押す。斜めに印字された大きな文字は不細工この上ない。今でも自宅前のTヶ丘駅だと、もっと無粋。駅員が特急券にパンチで穴を開けてくれる(T_T)。切符を大切にする気持ちなどない。観光に力を入れているからか、JR九州の対応はちょっと違う。「乗車記念使用済」と赤インクで小さく隅に押してくれる。宮崎駅なら、同じ文字が桜の花びら模様の中にあるという具合。心遣いがうれしいではないか。また乗ろうかな、という気にもなろうというもの。改めて在来線の特急券と乗車券を自動改札機に通す。これから乗車する日豊本線下り「ソニック」13号は、行橋、中津、別府のみに停車。カーブが多く一部単線区間を含む大分までの132.9キロを1時間19分で走破する優れもの。評定速度は、時速100.1キロに達する。JR九州の誇る振り子特急の凄さを理解してもらうため、同じく振り子特急であるJR西の283系「くろしお」1号(旧オーシャンアロー)を引き合いに出す。天王寺・新宮間262キロに3時間49分を要しているから、評定速度は68.6キロに過ぎない。名阪特急なら91キロ。上には上があり、JR北海道スーパー北斗」なら106キロという具合。確かに速い「ソニック」だが、すべてが評定速度3桁を誇る訳ではない。臨時列車を含めれば下りだけでも1日に36本出る中で、9号,13号,17号…と4つ刻みに33号までの7本だけが速達。まちゃつが11号をパスした所以である。乗車20分前。ホームに下りようと促すと、軽食を仕入れてからとトフコさん。車内販売に恵まれない場合に備えてのことだという。後刻、これに救われることになろうとは、この時は思いもしない。


   大勲位と言えども元は風見鶏


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『画家出かけとるが、頬に出る(ガカデカケトルガホオニデル)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:前途の吉兆がはかりにくい。