ペーダ先生お気に入りの俳優にマルチェロ・マストロヤンニ（Marcello Vincenzo Domenico Mastroianni）がいる。１９２４年９／２８、Fontana Liriの生まれ。同地は、イタリア半島を縦走するアペニン山脈にある小さな村。ローマとナポリの中間辺りに位置する。トリノ及びローマ育ち。父は家具職人、母はミンスク生まれのベラルーシ系。第二次大戦中は兵士として出征。捕虜となりドイツ軍収容所へ。脱走に成功後、ヴェネツィアに身を隠したという。戦後、ローマで演劇を勉強。１９４７年、イタリア版『レ・ミゼラブル』に初出演。以後１９９６年１２／１９にパリの自宅で亡くなるまでに、約１７０の作品に出演している。ソフィア・ローレンと共演した『ひまわり』（１９７０年制作）を見たのは、大学生時代のこと。監督ヴィットリオ・デ・シーカ。音楽ヘンリー・マンシーニ。第二次大戦中のイタリア及びロシア戦線が舞台。極寒の雪原で生死の境をさまようアントニオ。献身的な看病。命を永らえた彼は、恩人の女性と結婚。一方、イタリアに残された妻、ジョバンナ。夫の無事を念じつつ、戦後はるばるソ連邦まで旅しアントニオを捜し求める。２人は再会を果たすが…。見渡す限り咲き誇るひまわり。戦争で生き別れとなる夫婦。ペーダ先生お勧めの感動作である。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：江戸時代の小説家、脚本家。
